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旅のひとこま 3 > Episode 088 春の熊本ドライブ ~ 山菜天ぷらと、天一 ~

Episode 088 春の熊本ドライブ ~ 山菜天ぷらと、天一 ~

 2011/4/29(金)出発の朝。前夜のアルコールがまだ若干残っているようです。
起こしてくれたマロンを連れて、旅行の間マロンを預かってもらうペットショップへ散歩を兼ねて向いました。
再び部屋に戻り途中になっていた支度を急いで終わらせて準備完了。本来の出発予定よりも1時間以上遅れ、10時半過ぎにようやくエンジン始動
当初予定していた島原外港からのフェリー乗船はあきらめて、ずいぶん手前になる島原半島の北に位置する多比良港FTへ向かいました。
12時発の臨時便に出航直前に運良く乗船できました。


 約45分くらいの乗船だったでしょうか?途中コンビニで購入していたサンドイッチ2袋を船内で食べながら、走行中に連絡できなかった友人M氏にメール返信しました。
彼は早くに発ち、3名乗車で高速道路を走行中、既に熊本市周辺を通過しているところでした。
長州港に到着後、ひたすらR501を南下します。
13時30分頃、友人F氏よりTELありました。ちょうど目の前にあったコンビニの駐車場に停車。
大型バイクで走るF氏は既に民宿に到着しているようでした。


 コンビニ駐車場から、約30分経過したR3号線沿い、熊本市南部の高江という場所にある京都では超有名な天下一品の熊本店に到着。現在、九州には3店舗のみの貴重な店ですが、難なくiPhone4 & MapFan のナビが案内してくれました。
今回の主要目的..? の一つである天一ラーメン、微妙に難点はありましたが美味しく頂けました。体調が良ければチャーハン定食にしたかったです。
目的地への到着時間も考慮し、途中から50Km程度だけ高速道路走行しました。
快音?のZCサウンドを豪快に放ちながら、法廷速度を○○○○○で走行。
予定どおりの17時頃に民宿に到着できました。他のメンバー7名は既に到着しており最後の到着でした。
近くのアルカリ性単純硫黄泉の元湯でゆっくり疲れを取り宿へ戻りました。ここで初めてメンバー8人が囲炉裏を囲み初顔合わせとなりました。
皆すぐにうちとけあい、タラの芽、イタドリなど数種の山菜天ぷら、鹿肉、猪汁等々、沢山の山の幸を堪能。
途中星空撮影に出てみたりの楽しい夜でした。就寝前に宿の湯につかりました。温泉ではありませんが、星空を眺めながら入れます。


 朝の光が射し込む囲炉裏。産みたて卵が印象に残る美味しい朝食を頂きました。
10時近くになり、楽しかった民宿でのひとときもそろそろ終わりです。それぞれに次の再会の約束を交わし、一足先に帰路のルートでもある天草を目指し出発しました。
他のメンバーは、吊り橋見学へと出かけました。
途中の高速道路経由を含め、ほぼ前日と同じルートを逆方面に走行しました。
高速を降りて小さな街を抜け、ようやく今回初めてのルートとなるR266へ。左側にヤシの並木が続く海岸道路を暫く走行。
天草大橋の一号橋が近くなった12時半頃、友人M氏より「宿を出発」とのメールありました。ちょうどコンビニ駐車場で休憩を兼ねてサンドイッチとコーヒーの昼食中でした。


 天草五橋...
今となってはノスタルジックで、通り過ぎた過去の観光地といった印象でしたが、それがまたい良い雰囲気を醸し出しているようでもあります。
上天草から天草までは、かなり遠回りになる南側の海岸道路となるR266を走りました。天候がよくない事もあり、特に感動的な景観に遭遇する事なく14時15分頃、鬼池港FTに到着。


 天草の鬼池港から南島原の口之津港までフェリーに乗ります。
小さなターミナルの向かいにある土産物店の前には天草四郎の銅像がありました。
鬼池港から天草下島南端にある牛深港まで走り、フェリーで蔵之元港まで渡ると、もう鹿児島県です。一度このルートで鹿児島へ行きたいと思ってますが、冷静に考えると特に目的が浮かびません。フェリー2回も使って目的なしのドライブも無駄です。
季節を選べば出水へ鶴を観に行くのも悪くないととは思います。出水は「でみず」ではなくて「いずみ」のようです。


 約30分程待ってフェリーに乗船。対岸から同時刻に出航した同型のフェリーと海上ですれ違いました。約30分の航行で南島原市の口之津FTへ到着。
船を降りると同時に、我慢が切れたような大粒の雨が降り出しました。
島原半島の西側海岸を北上し、特に大きな渋滞に遭う事もなく無事帰着できました。
留守の間預かってもらっていたペットショップへマロンを迎えに行くと、あまりの興奮の激しさに、「しばらくクルマを発進できなかった」というトラブル?があった事を最後に付け加えておきます。

2011年4月29日〜30日撮影