旅のひとこま 7 > Episode 232 幼馴染を送る精霊流し

Episode 232 幼馴染を送る精霊流し

 エピソードも200を越えてくると既に以前に記事にしてたかなと遡って確認してしまいます。
8月15日、初盆を迎えた故人を精霊船に乗せて極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事「精霊流し」が行われます。
町内でも、日が暮れる頃に激しく炸裂する爆竹の音と、打ち鳴らす鐘の音に合わせたかけ声と共に様々な精霊船を見る事ができます。
これまでに、友人の父母等が亡くなると船の曳き手にと声を掛けられたりします。これまでに4度経験しましたが、画像は小学生からの仲の良い友人を送る船。曳き手はみんな小中学生からの仲の良い友人ばかりです。
生きていたら、きっと毎月の定例飲み会にも常連メンバーとして参加していたんだろうと思います。
この日は、寂しい悲しい思いを封じけめて、賑やかに海を目指します。

2009年8月15日撮影