旅のひとこま 7 > Episode 239 日本電産本社周辺の風景

Episode 239 日本電産本社周辺の風景

 広がる田畑の向こうにJR東海道線と東海道新幹線、大きなビルは日本電産の本社ビルです。
1994年、京都市内の河原町御池にある京都ホテル(京都ホテルオークラ)が改築され高さ60m、17階建てに生まれ変わりました。
当時市内の建物は都市景観秩序等から、高さ規制があり確か45m(だったかな?)までと決まっていたと思います。
建設が決まってからは景観破壊の問題で激しい論争が繰り広げられていました。
それから数年後の1997年に4代目となるJR京都駅が開業。地上16階、高さ60mは京都ホテルと同じ高さです。
翌1998年、地上95m、20階建ての京セラ本社ビルが建設されました。このビルは京都市内中心部ではなく、碁盤の目からは遠く南下した伏見区にあり特に騒がれる事もありませんでした。国道1号線等を走っていると大きく目立つので、「何だか京都も大きく変わってきたな。」と感じていたこの頃です。
写真の日本電産の本社・中央開発技術研究所は2003年に完成しています。高さ100.6m、地上22階。
確かではありませんが、現在も京都でいちばん高いビルのようです。
京セラビル同様に市内南区ギリギリに建ってます。右となりにある建物の住所はもう京都市ではありません。

2008年11月07日撮影