GW初日、「日本丸」のセイルドリル(帆を張る訓練)に時間を合わせて出かけた「2012 長崎帆船まつり」です。参加していたロシアの大型帆船PALLADA(パラダ)の船内見学に加わり、デッキから撮影しました。松が枝国際ターミナル埠頭に停泊しているのは「ダイヤモンド・プリンセス」です。
2012年には、73回のクルーズ客船の入港がありました。入港数はその後年々大きく増加して、2017年には267回を記録しています。国により「官民連携による国際クルーズ拠点」に選定された佐世保港にも多くのクルーズ客船が入港しています。新たにハウステンボスも近い針尾島に、カーニバル社、国土交通省、佐世保市の連携で「佐世保港浦頭クルーズターミナル」という大型クルーズ船が着岸できる埠頭とターミナルビルも造られています。
しかしこのタイミングで「COVID‑19」です。現在、日本では激減している感染者ですが、世界的に見るとまだまだ闇の中です。
先日、久しぶりに長崎港に「飛鳥Ⅱ」が入港しました。大型クルーズ船を多く見慣れた目からすると決して大きくない「飛鳥Ⅱ」ですが、地元ではニュースになっていました。
2022年秋には西九州新幹線が部分開業します。新駅ビルはまだ工事中ですが、駅そのものは全て完成し賑わいが戻る材料はかなり揃ってきます。2019年以前のようにとは言いませんが、新幹線開業時にせめて月に数隻でも良いのでクルーズ客船が入港できる環境に改善してくれてたら良いですね。
今年は「長崎開港450周年」だったのですが、「COVID‑19」の影響で計画されていた記念イベントの多くは中止されています。
来年は明るい年であってほしいですね。