長崎へ戻った翌年の夏に出かけた端島(軍艦島)と同様、炭坑の島だった「池島」。
この島の炭坑は、九州で最後となる2001年に閉山しました。
周囲4キロと2〜3時間で一周できる小さな島なんですが、1970年代の最盛期には7,700人が暮らしていたと記録にあります。
無人の端島と異なり、157人(2016年現在)の人が暮らしています。
更に、朽ち果てた箇所が多い端島と異なり、ほぼ全ての施設が原型を留めており、トロッコ電車で坑道の一部へ入るツアーへも参加しました。
島の海底650mに広がる坑道の総延長距離は約96kmもあり、ドイツ製の高速車両(50km/h)が導入されてたという説明には驚きました。
凄い地下鉄ですよね。
正直、端島へはもう行かなくてもいいかなと思いますが、池島へはまた行きたいと思っています。気候の良い頃にゆっくり歩くか、あるいはレンタサイクルで散策したいです。
2014年5月26日撮影