長崎県西彼杵郡の旧高島町端島(はしま)。通称軍艦島の方が今は広く知られていると思います。
1960年(昭和35年)頃には5,300人程が住んでいた人口密度世界一の炭鉱の島でした。島の施設だけで不自由なく暮らしていける都市として機能していたようです。
やがて石炭から石油へ主要エネルギーが代わり、1974年1月に閉山、4月20日に全ての住民が島から離れ、軍艦島は無人島となりました。長く立入禁止でしたが、2009年(平成21年)4月より島への上陸が許可され、観光・見学が可能になりました。小さな船での移動は、酔うので気がかりでしたが、どうしても上陸してみたかったので友達を誘って出かけました。
世界遺産に指定される5〜6年前の事、それ程人は多くはないだろうと思っていましたが、こういうの好きな人多いんですね。殆ど県外の人だったと思いますが、沢山の参加者でした。天候にも恵まれて良いクルーズができました。島へ到着する前に初めてトビウオが飛行する姿を目撃しました。予想以上の飛距離と飛行速度には驚かされました。写真は帰路の船内より撮影した小中学校です。
撮影:2009年6月26日