博多駅で発車待ちの山陽新幹線「ひかりレールスター」です。2000年に新大阪ー博多間で運行を開始した8両編成の700系車両で、ライトグレイベースにダークグレイとサニーイエローのラインが走り、他の新幹線車両とは異なる配色です。デビュー当時からよく利用していました。東京発の「のぞみ」、「ひかり」への京都からの乗車は、指定が取り難いので、新大阪まで新快速で向かい指定していた「ひかりレールスター」に乗るという場合も少なくはありませんでした。
博多にある得意先アパレルへのプレゼンにもこの列車を利用しました。「サイレンス・カー」という始発時、到着時、緊急時以外は車内放送が一切ない指定席車両も4号車に設定されていて、決まって「サイレンス・カー」指定でした。上下共に始発から終点までの乗車なので全く問題なしですね。
「ひかりレールスター」と同じくらい利用していたのが短命に終わった500系「のぞみ」です。編成が少ないので狙い撃ちで指定席を取っていました。ジェット戦闘機のような先端車両には、見る度にワクワクさせられました。車内に速度表示があり、山陽新幹線区間では300km/h走行を体感してました。個人的には500系車両が一番好みです。(※なのに撮影画像が一枚もありません。)
さて、「ひかりレールスター」についてですが、2018年10月には上下合わせて3本/日にまで激減。「サイレンス・カー」は2011年に既に廃止されていました。東海道新幹線からは既に(2020年3月)引退している700系なので、そろそろ引退も秒読み段階なのかも知れませんね。
撮影：2008年10月21日
