写真は「国立京都国際会館」内の「京都スコープ展」開催を翌日に控えたホール内です。「京都スコープ展」とは、テキスタイル卸企業が集い、京都のテキスタイルを国内外の主にレディースアパレル企業にアピールする年2回行われたイベントでした。この後20人が揃い記念撮影をしました。メンバーの数から約18社位が揃っていた頃になります。ピーク時は、約25社が参加していました。写真は当時の「ファッショントレンド委員会」のメンバーです。コンセプトルームの生地展示が終わりメンバーが集合しているところです。
展示会は、3日間開催されていました。大小アパレル企業のデザイナーや仕入れ担当者が次々に訪れ、会場内はとても賑わっていました。時には著名なDCブランドのデザイナーが来場される事もありました。この頃はまだ活気があった時代でした。
その後アパレル、テキスタイル業界を取り巻く環境悪化で参加企業が激減しました。規模を縮小し東京に会場を移して開催されていましたが、現在Google検索にヒットするのは「2016−2017A/W」でそれ以降の新しい記事はありません。参加企業は5社でした。2015年の開催が最後だったのかも知れません。今回は寂しい時間旅となりました。
撮影：1998年前後の12月？
