パッケージデザインが好きで残しておいた「GITANES BLONDES」の空き箱です。Wikipediaによると、”ジタンとは「スペインのジプシー女」を意味する”とあります。パッケージには煙の向こうで踊る扇を持った踊り子のシルエットが描かれています。これは1947年にデザインされた絵柄らしいです。
もうタバコをやめて随分になりますが、このタバコを出張先の空港免税店でカートン買いしていた1990年後半〜2000年頃は、一部の航空会社だったかも知れませんがまだ機内の喫煙コーナーでタバコが吸える時代でした。癖があったので、「ゴロワーズ」同様に、まだ香りは忘れていない気がします。
他の銘柄になりますが「HALF AND HALF」というタバコの香りも忘れられません。こちらは甘くて良い香りがしてました。こちらも漂ってくる紫煙でそれと判るほどの個性派でした。
これらのタバコにしても、アイラウイスキーにしても、最初はその癖に受けつけなくても、一旦その味に慣れてしまうと、たまらなく好きになってしまう魔力のような不思議な力があるようです。