ボトル水槽近況

ひと月前には、このシリンダーボトル水槽に4尾のアカヒレがいました。
当初は少し大きく育ってから2尾をもう一つのボトル水槽へ移そうと思っていました。
小競り合いが多く、フィンスプレッディングだけならいいのですが、おとなしい個体を追い回す様子が鬱陶しかったので、いちばん追い回されていた1尾をエビ達のいるボトルへ移動しました。その後もう1尾を移動しました。
ここには2尾のアカヒレとシェルター代わりの流木を追加しました。

左側の濾過槽には、窓の外のビオトープからグロッソスティグマを少し移植してみました。水上葉が上手く育つか試しています。
流木手前は石に巻かれたウィローモスです。枯れかけてましたがこちらに移動してから少し復活しているようです。

カイミジンコが驚くほどいなくなりました。人の目には判らないくらい小さな幼体のカイミジンコを2尾のアカヒレがしきりに啄んでいます。新しく産まれた個体が成長する前にかなり食べられて減っているのではないかと思います。大きな個体は寿命で自然に減ると思うので、カイミジンコが増え過ぎていっぱい泳ぎ回って大変という環境は免れてます。1mm程の大きな個体はほとんど姿を現さず、スポイドで毎日50匹以上捕まえてた作業はもう不要となりました。
アカヒレも無理に大きな個体は食べないようで排泄にも問題はなさそうです。
カイミジンコも適当にいてくれた方が、残餌の処理など、水質悪化を抑えてくれるメリットはあります。
このボトルですが、水がすぐに緑色に濁り大変でしたが、奥にある水草(ハイグロフィラ ポリスペルマ)を追加したら透明度が増してます。何かでそんな事を聞いたので試してみましたが、富栄養化した水を改善すれば植物プランクトンが減るようです。頻繁に水換えしてもダメだったのに、この水草は効果的なようです。
すぐ伸びてしまうロタラは後日トリミング予定です。

相次ぐ突如の別れ

ボトル水槽内で3尾で安定して過ごしていたと思われたブルージェリーシュリンプですが、8月だったかに1尾が見当たらなくなってました。飛び跳ねたのかと探しましたが見当たらず。抜け殻はよく見かけるのに、亡骸はありません。何処から来たのか、以前からカイミジンコが発生しているので全部食べられてしまったのか?謎です。
現在は、2尾のブルージェリーシュリンプと2尾のアカヒレ、1匹のラムズホーンが過ごしています。水草を増やしたのが良かったのか、植物プランクトンで緑色に濁る水も随分澄んできました。
アカヒレは最近仲間入りしましたが、目に見えないくらいの小さなカイミジンコ等をしきりについばんで食べている様です。そのせいか、1mmくらいの最大の大きさになってるカイミジンコも、警戒しているのか表に現れなくなりました。
アカヒレも無理に大きなカイミジンコを食べようとはしないので、ちょっと心配していた消化不良もなさそうです。
これでカイミジンコが爆発的に増える事はないかなと期待してます。

そして、先月9月7日に元気だったメダカが儚くなってしまいました。
その2日前頃から、食欲がなくなり心配していた最中の事でした。外見には全く異常は見られませんでした。
このメダカ2022年7月にビオトープに迎えたメダカなのか、その後ビオトープで産まれたメダカなのかは不明です。
せめて寿命を全うしてくれていたら良いのですが。
昨年の冬を前にビオトープからボトル水槽に引越して、今年5月に発症した「口ぐされ病」の治療のため別水槽で約1週間の薬浴治療を行いました。甲斐あり無事に完治しました。
その後は、上部濾過フィルターを設置したシリンダーボトル水槽(max水量 4L)で飼育していました。
無事に完治はしたものの、口周りは上顎の一部が僅かに欠落変形しているようでした。でも問題なく食べる事はできるので、口周りも元どおりに再生するのかなと見守っていました。ストレスになる水流も少なく快適な環境だったと思います。(多分)
室内飼育なので、長生きしてくれるかなと期待していたのですが残念です。
今は、2尾のアカヒレが元気に小競り合いをしながら過ごしています。

30センチキューブハイタイプ水槽から45センチ水槽に変わってからも悲しい出来事は続きました。
2010年2月末にエアポンプのチューブよりも細くて、全長4センチほどのクーリーローチを2尾迎えしました。2015〜2016年頃に1尾だけになりましたが、お盆過ぎ頃までは流木の隠れ家を抜け出して時々姿を見せてくれてました。夜行性という事もあり、これまでも稀に姿を見るのが日常でした。
最近姿を見ないけど元気なのかな?と気になった先月末の水換え時に流木を動かして探してみましたが見当たりません。砂に潜るので、その後もプロホースで砂利掃除しながら気をつけつつ探しましたが見つかりません。これまで14年間も元気にしていたのに残念です。
そう思いながらも、ある日姿を見せてくれるのではないかと期待もしてます。何せ亡骸も見当たらないままなのです。

今年の5月頃から仲間入りしているコリドラスパンダ。最初に2尾迎えてましたが、1尾が突然命を落とし、更に2尾迎えて最近まで3尾で過ごしていました。
先週土曜日に、3センチ足らずの小さな個体のおでこ付近に小さな擦り傷を発見しました。水かび病らしきわた状はなく、翌日には回復傾向に見えたので水換えをして様子を見る事にしました。傷は段々目立たなくなっている様でしたが、少し元気がない気がした月曜日の朝、出勤日という事でそのまま外出しました。
夕方戻ってみると姿がない!嫌な予感を感じながらガラス蓋を取り外して探してみるとミクロソリウムの葉の上で既に硬直していました。

尊い命を沢山奪ってしまって申し訳ない気持ちです。

猫も多いし、ビオトープにはメダカは入れていませんが、グロッソスティグマがご覧のようにめちゃくちゃ増えてます。
地上のオリヅルランの根元には水上葉も育ってます。凄い生命力です。

多分冬には水上葉は枯れるかも知れません。水中の葉も白化して成長を止めると思いますが枯れる事はないと思います。

30cmキューブハイから45cmレギュラー水槽へ

きっかけは少し前の休日の朝、5分以内の停電が何度かありました。
早い朝ではありませんでしたが、まだ眠ってました。突然無音になると目が覚めるものですね。日頃全く気にならないEHEIM2215のモーター音ですが、音が消えた瞬間にハッと目覚めます。一瞬何事か判らないんですが、再び電気が繋がるとフィルターのカタカタ音で飛び起き電源プラグを抜きました。
これまで外出中に停電にあう事がなかったのが不思議です。フィルターは水位よりは下に設置していますが、水槽台の高さが36cmと低い事と、ホースの長さが適切ではなかったためサイフォンの原理が働かず非常に危険な状態だった訳です。
今後危険にさらされる事がないように60cmの高さの水槽台を購入しました。
ただ、30cm✕30cm✕高さという台が精神的にも不安定な気がして、45cm✕30cm✕60cmの商品を選びました。

後は休日に水槽の水を大きなバケツに移して・・・と作業手順を考えていたんですが、水槽の寿命ってどれくらいなのかが気になり始め、調べると「数年~10数年」だったり「淡水魚の水槽でおよそ4~6年が買い替え目安」とか・・・
シリコンの状態は特に大きな劣化はない状態だとは思いましたが、2011年に購入とかなり古いので安全のために45cm✕30cm✕30cmの水槽を購入しました。45cm✕30cm✕40cmと悩みましたが価格差がかなりあったのでハイタイプは諦めました。

引っ越しは無事に終了し、魚たちも皆元気です。少し広くなったので伸び伸びしているようにも見えます。全てではありませんが、砂を洗いながら入れたのが良かったのか、硝酸塩濃度も下がりました。

EHEIM2211を使用していた頃です。本体のサイズも小さいし、ホースの長さ等の設置も普通だったので、サイフォンの原理は働いていました。もう少し高低差がある方がスムーズではあると思います。

2021年5月撮影。水槽の水換えをしていると必ず邪魔な場所で寝そべるマロン。
マロンと過ごした日常が、どんどん思い出に変わってしまうのが何だかとても寂しい気持ちになります。

最後にメダカ水槽ですが、ようやくバクテリアが定着してくれたようで、亜硝酸塩が検出されなくなりました。底床を入れたのが良かったのかな?と思ってます。

ボトル水槽からシリンダー水槽へ

昨年末にビオトープから水量4リットル足らずのボトル水槽に引っ越していた1尾のメダカ。容量や形状からろ過フィルター無しの環境ですが、3尾のブルージェリーシュリンプと一緒に安定して過ごしていました。2〜3日おきに1/3換水のサイクルです。

5月になって、メダカに口腐れ病らしき感染症の症状が見られたので「グリーンFゴールド顆粒2g」を入手して規定量の水溶液を作り1週間の薬浴をさせてみました。
薬浴の甲斐がありすっかり完治できました。
完治を機に新しいシリンダー水槽への引っ越しです。
訳あってミニ上部濾過フィルターを設置しました。とにかくいちばんパワーがなさそうなUSB給電で流量調節機能付のポンプを探して、流量を弱めて稼働させています。実はポンプは2代目です。最初は外掛式フィルターの「テトラ オート ワンタッチフィルター AT-20」を買って付属のポンプを利用してみました。ポンプとフィルターの接続は無事にできましたが、4リットルという少ない容量もあり、メダカには少し流量が多くてやめました。

こちらは引越し前の住まいです。
メダカですが、感染症を発症した時に口が閉じられなくなり、薬浴水槽での治療中に水底に沈んたフードを吸い込むようにして食べる癖がついてしまいました。
そのため、シリンダー水槽はベアタンクにしてます。

発症前と全く同じではないようですが、口は動かせるように回復しています。

最後にフィルター、ポンプ等の情報です。

先ず濾過ケースですが、「BluFied 水槽フィルター 外掛けフィルター 水槽フィルターケース」という商品です。サイズはいちばん小さなSサイズです。Amazonで購入しました。
濾過槽は2つに仕切れて濾材は結構沢山入ります。水の吐出口は2箇所あります。
写真は、少し水位が低い場所にある垂直落下の吐出口から排水してます。
商品説明どおりにアクリル性のようで透明度は高いです。ポンプは付属していません。
水中ポンプもAmazonで購入しました。最大吐出量180〜200L/Hの水量調節付き、USB給電を選びました。
ポンプ排水口の外径が8mmでフィルターケースの給水口の外径が10mmなので、内径8mm/外径10mmのシリコンチューブと内径10mmのシリコンチューブを接続して稼働してます。当初アクリルパイプも購入しましたが0コンマ数ミリのズレでも融通が効かないのでシリコンチューブに落ち着きました。
水槽は、「GEX グラスアクア シリンダー N 18cm テラリウム 小型水槽 ガラス水槽」です。
フィルターケースは水槽に乗っけてるだけですが、付属している小さなネジを使って不意のズレ等は防止してます。この辺は個々のアイデアでどうにでもできそうです。
モーター音、水の落下音は皆無です。(吐出口や水位、ポンプの水量調節で調整)

ボトル水槽、稚エビ発見!

抱卵していたブルージェリーシュリンプの卵が見当たらなくなって1週間くらい経過しましたが、数日前頃から、ガラス掃除や換水中におかしな浮遊物にもしかしたら稚エビ?orゴミ?というのを見かけてましたが、今日のお昼に稚エビである事を確認しました。
ミナミヌマエビに近い種類で、完全淡水で孵化し成長します。幼生が川を下り汽水域で成長するヤマトヌマエビと違って水槽内で増えます。当然増え過ぎる事も・・・
ヤマトヌマエビの幼生はゾエアと呼ばれるプランクトンから徐々に稚エビへと成長しますが、ミナミヌマエビやブルージェリーシュリンプは孵化した瞬間から稚エビです。

しっかり食べているようで、お腹パンパンみたいです。

老眼の目にはガラスに付着しているゴミ?にしか見えません。
もしやと、「OLYMPUS XZ-1」のスーパーマクロ設定で撮影中にモニター画面で稚エビである事が判りました。
この小ささになると、EOS 7Dと100mmマクロレンズの組み合わせよりも、明るいF値で小さなボディ、1cmまで寄れる「OLYMPUS XZ-1」の方が圧倒的に撮りやすいです。
10年以上前のカメラですが、まだまだ現役で頻繁に撮影してます。

親エビとの大きさ比較。流木からの灰汁で、相変わらず水の透明度が悪いし、撮影困難な場所だったので判りにくいかと思いますが、流木の上の方にオレンジ色っぽい稚エビが確認できます。体長は2.5mm程でしょうか?3mmはないと思います。半透明なので見つけるのは非常に難しいです。何匹居るのかは全く不明です。親エビの体長は20mmくらいです。
ブルージェリーシュリンプを買った店では、同じ水槽にレッドチェリーシュリンプ等、他の色の同種も一緒にいたので、何色のエビに成長するのか気になります。
3匹元気にしていたブルージェリーシュリンプでしたが、昨日1匹が★になりました。
脱皮の抜け殻であってほしいと思いましたが、残念です。15mm程の小さな個体でした。
原因はよく判りませんが、水換え頻度が多過ぎたのかも知れません。今は灰汁が気になるので、ほぼ毎日1/3程度を換水してました。稚エビもいる事が判ったので、少し水換えサイクルを変えるか換水量を少なくした方が良いかも知れません。

Photo:OLYMPUS XZ-1