ボトル水槽からシリンダー水槽へ

昨年末にビオトープから水量4リットル足らずのボトル水槽に引っ越していた1尾のメダカ。容量や形状からろ過フィルター無しの環境ですが、3尾のブルージェリーシュリンプと一緒に安定して過ごしていました。2〜3日おきに1/3換水のサイクルです。

5月になって、メダカに口腐れ病らしき感染症の症状が見られたので「グリーンFゴールド顆粒2g」を入手して規定量の水溶液を作り1週間の薬浴をさせてみました。
薬浴の甲斐がありすっかり完治できました。
完治を機に新しいシリンダー水槽への引っ越しです。
訳あってミニ上部濾過フィルターを設置しました。とにかくいちばんパワーがなさそうなUSB給電で流量調節機能付のポンプを探して、流量を弱めて稼働させています。実はポンプは2代目です。最初は外掛式フィルターの「テトラ オート ワンタッチフィルター AT-20」を買って付属のポンプを利用してみました。ポンプとフィルターの接続は無事にできましたが、4リットルという少ない容量もあり、メダカには少し流量が多くてやめました。

こちらは引越し前の住まいです。
メダカですが、感染症を発症した時に口が閉じられなくなり、薬浴水槽での治療中に水底に沈んたフードを吸い込むようにして食べる癖がついてしまいました。
そのため、シリンダー水槽はベアタンクにしてます。

発症前と全く同じではないようですが、口は動かせるように回復しています。

最後にフィルター、ポンプ等の情報です。

先ず濾過ケースですが、「BluFied 水槽フィルター 外掛けフィルター 水槽フィルターケース」という商品です。サイズはいちばん小さなSサイズです。Amazonで購入しました。
濾過槽は2つに仕切れて濾材は結構沢山入ります。水の吐出口は2箇所あります。
写真は、少し水位が低い場所にある垂直落下の吐出口から排水してます。
商品説明どおりにアクリル性のようで透明度は高いです。ポンプは付属していません。
水中ポンプもAmazonで購入しました。最大吐出量180〜200L/Hの水量調節付き、USB給電を選びました。
ポンプ排水口の外径が8mmでフィルターケースの給水口の外径が10mmなので、内径8mm/外径10mmのシリコンチューブと内径10mmのシリコンチューブを接続して稼働してます。当初アクリルパイプも購入しましたが0コンマ数ミリのズレでも融通が効かないのでシリコンチューブに落ち着きました。
水槽は、「GEX グラスアクア シリンダー N 18cm テラリウム 小型水槽 ガラス水槽」です。
フィルターケースは水槽に乗っけてるだけですが、付属している小さなネジを使って不意のズレ等は防止してます。この辺は個々のアイデアでどうにでもできそうです。
モーター音、水の落下音は皆無です。(吐出口や水位、ポンプの水量調節で調整)

ボトル水槽、稚エビ発見!

抱卵していたブルージェリーシュリンプの卵が見当たらなくなって1週間くらい経過しましたが、数日前頃から、ガラス掃除や換水中におかしな浮遊物にもしかしたら稚エビ?orゴミ?というのを見かけてましたが、今日のお昼に稚エビである事を確認しました。
ミナミヌマエビに近い種類で、完全淡水で孵化し成長します。幼生が川を下り汽水域で成長するヤマトヌマエビと違って水槽内で増えます。当然増え過ぎる事も・・・
ヤマトヌマエビの幼生はゾエアと呼ばれるプランクトンから徐々に稚エビへと成長しますが、ミナミヌマエビやブルージェリーシュリンプは孵化した瞬間から稚エビです。

しっかり食べているようで、お腹パンパンみたいです。

老眼の目にはガラスに付着しているゴミ?にしか見えません。
もしやと、「OLYMPUS XZ-1」のスーパーマクロ設定で撮影中にモニター画面で稚エビである事が判りました。
この小ささになると、EOS 7Dと100mmマクロレンズの組み合わせよりも、明るいF値で小さなボディ、1cmまで寄れる「OLYMPUS XZ-1」の方が圧倒的に撮りやすいです。
10年以上前のカメラですが、まだまだ現役で頻繁に撮影してます。

親エビとの大きさ比較。流木からの灰汁で、相変わらず水の透明度が悪いし、撮影困難な場所だったので判りにくいかと思いますが、流木の上の方にオレンジ色っぽい稚エビが確認できます。体長は2.5mm程でしょうか?3mmはないと思います。半透明なので見つけるのは非常に難しいです。何匹居るのかは全く不明です。親エビの体長は20mmくらいです。
ブルージェリーシュリンプを買った店では、同じ水槽にレッドチェリーシュリンプ等、他の色の同種も一緒にいたので、何色のエビに成長するのか気になります。
3匹元気にしていたブルージェリーシュリンプでしたが、昨日1匹が★になりました。
脱皮の抜け殻であってほしいと思いましたが、残念です。15mm程の小さな個体でした。
原因はよく判りませんが、水換え頻度が多過ぎたのかも知れません。今は灰汁が気になるので、ほぼ毎日1/3程度を換水してました。稚エビもいる事が判ったので、少し水換えサイクルを変えるか換水量を少なくした方が良いかも知れません。

Photo:OLYMPUS XZ-1

ボトル水槽近況

3月も近いというのに真冬並みに気温が低くなる予報にうんざりして、2月末に10Wのヒーターを追加しました。10Wと小さいはずのヒーターですが、水量4リットルくらいのボトル水槽内では存在感あり過ぎです。
水温が15℃くらいの日に設置を開始しました。15℃の設定から始めて、10日間程をかけて1℃ずつ徐々に設定温度を上げました。
フィルターもエアレーションもない環境では水温にムラがあるのではと思いますが、意外に水はボトル内を循環しているのか、水温を測っても差が判りません。丸い形状も循環に都合が良いのかなと勝手に思っています。

設定水温が21℃の時点で「ブルージェリーシュリンプ」を3匹迎えました。
他の生体は、ボトル水槽を始めるきっかけとなったメダカ1尾、ラムズホーン(巻貝)が1匹です。
水草は、「リスノシッポ」のような品種と、グロッソスティグマです。「リスノシッポ?」風の水草は一度トリミングして半分くらいに量を減らしたところです。
残りは、まだ寒い環境でかわいそうなんですがビオトープへ避難。

随分成長して広がっているグロッソスティグマですが、どうやらミニグロッソスティグマも混じって育っているようです。ビオトープから移植する時は全く気がつきませんでしたが、ビオトープで成長しているグロッソスティグマをよく見ると大多数はミニグロッソスティグマのようです。ボトル水槽にもミニグロッソスティグマが広がる方が密な感じで良いんですが、成長が極端に遅いようです。そもそも低水温だったので仕方ないですね。
ヒーターを追加して、現在の22℃の設定水温になってからはゆっくり成長し始めています。

メダカはには、すぐに食べ切れる量の小さく砕いたフレークフードを一日に4〜5回与えていますが、側に近寄ると待ちきれないのか、催促するように激しく泳ぎ始めます。
性別の見分け方をwebで調べた結果、背びれ、尻ビレの形状からほぼ男の子で間違いないと思います。

流木を小さくしようと切ったり削ったりしかけたんですが、硬過ぎて無理でした。どうにかコンパクトに立ってくれるように底部分を整えました。その影響で流木の灰汁が出て水が若干濁っています。
水換えは、フィルターがないので1〜2日おきに、様子を見ながら1/3〜1/2を換水してます。当初は4〜5日おきに水換えしていたんですが結構糞だらけになるので1〜2日おきに変えたところです。

水換えは、ホームセンターのペットコーナーで購入した水換え専用の小さなポンプで、全くストレスなく楽しく行えています。

ボトル水槽のグロッソスティグマ

ゆっくり、ゆっくりですが成長している水草たちです。
グロッソスティグマも、それぞれ株ごとにランナーの先に2枚ずつ若葉を着けながら増え続けています。CO2もヒーターも使わない環境ですが頑張ってくれています。
元々は庭のトロ舟ビオトープでひと冬越して育っているたくましいグロッソスティグマの株なのでビオトープ同様にいずれ緑の絨毯になってくれると信じています。来週から気温も高くなるようなので成長が早くなるかも知れません。

今日のボトル水槽

ボトル水槽の水草ですが、少しづつ成長しているようです。
何せ、金魚鉢に照明が付いているだけの環境なので、冬の成長は厳しいと思います。

フィルターも使っていないので、時々メダカの食べ残しやフンをスポイドを使って除去してます。最低限ですがバクテリア入りのソイルを敷いています。
水替えは約1週間に一度、約三分の一を換水してます。

約半月前のボトル水槽です。
底の水草(グロッソスティグマ)は、この後4株足してますが、ランナーを伸ばして増えてるのは判ります。カボンバみたいな水草は低水温であまり元気はありませんが成長はしているようです。(若干トリミングしてます。)
1尾飼いだと寂しいのか、人に慣れてきたような気がします。

※追記
クーリーローチ紹介の写真の後ろに写っているのは、2018年12月中旬に仲間入りした「ロージィテトラ」ですが、泳いでいるかのような姿のまま先週息絶えていました。
うちへ来て5年と少しでした。最初は仲間5尾でしたが、最後は1尾だけと寂しい最後になりました。命が絶えるのは辛いです。みんなどうか安らかに眠ってください。