昨日の午前に到着した「Canon EOS M EF-M 22 STM レンズキット」を早速使ってみました。
画像は、マロンくんの動きを止める事のできない 1/30 の遅いシャッター速度という事で、被写体ブレしていますが、ピントはほぼ捉え続けていたようです。
いちばん心配していた点は、モードダイヤルもなくパネルタッチが多い操作性でしたが、実際自分の物として手にしてしまえば、マニュアルを熟視するような必要は一切なく、主要な設定は直感的に操作ができるようです。3インチパネル内に表示される文字のサイズも小さ過ぎる事がなく助かっていますが、パネル内で選択する項目エリアが狭くて、押し違いが何度か起こりました。
ファームウェアアップデートはすぐに済ませたので、AFの改善等については判りませんが、今のところ特にイラッとする事もなく快適に使えています。
Photo:Canon EOS M
Canon EF-M 22mm F2 STM (ISO:500、f/2、1/30、絞り優先、ISOオート)
「EF-M 22mm F2 STM」レンズは評判どおりのいいレンズだと思います。口径がとても小さいフルサイズ換算で約35ミリのレンズですが、最短撮影距離が15センチと、とても短くて広角マクロ的な絵も撮れます。解放では、周辺光量落ちもありますが、特に気になりません。中心部はとてもシャープですし、ピントの合う前後範囲にも余裕があり、解放でもどんどん使えます。
Photo:Canon EOS M
Canon EF-M 22mm F2 STM (ISO:250、f/2、1/40、絞り優先、ISOオート)
昨夜は綺麗な星空とあって、小さな三脚を使って撮影に挑んでみましたが、マニュアルフォーカスリングが、マクロと無限遠で止まらずに回り続ける仕様になっていて、無限遠に設定する事ができませんでした。何か方法がありそうなので、wabでサーチしましたが、それらしい記事は見つからずでした。
これが解決すれば、いい星空が撮れそうです。2枚だけピントが合っている画像が撮れましたが、40Dとは明らかに次元が違うようです。インターバルは、シャッターボタンを固定する原始的な手法しかなさそうなので、とりあえずはパスしたいと思います。
一部の不満点を除けば、これ1本でそこそこ楽しめそうなレンズです。比較的気軽にマロンくんとの散歩にも持ち出せて、高画質が得られるというのは素晴らしい事ですね。単体で販売されている本体ボディには当てはまりませんが、最安で21,000円で売られている「EF-M 22mm F2 STM」なので、セット価格から計算すると16,000円でカメラボディが手に入っている事になります。
発売当初のボディ単体価格は、6万円を超えていました。1年前の事ですが。
今も、ボディ単体の購入となると、最安で35,000円と、レンズキットに比べると割高な気がします。一般的にいちばんお買い得感が強いのは、ダブルズームキットでしょうね。今回購入の「Canon EOS M EF-M 22 STM レンズキット」にプラス1万円程で、ズームレンズと、マウントアダプター、ストロボが付いてます。これを買って、要らないズームレンズをオークションで売れば良かったかも知れません。ストロボも要らないか・・・
EFマウントレンズを使えるようになるマウントアダプターを単品購入するとなると、最安でも8,500円なんですよね・・・
という事は、この買い物は失敗?
Photo:Canon EOS M
Canon EF-M 22mm F2 STM (ISO:160、f/2、1/40、絞り優先、ISOオート)