ついに出た。

「OLYMPUS XZ-1」購入時に、最後までどっちにしようかと迷った「LUMIX DMC-LX5」の後継モデル「LUMIX DMC-LX7」が先月25日に国内発表され、今月の23日に発売予定となりました。なんと、デジモノとしては異例の2年ぶりのフルモデルチェンジです。実は、「OLYMPUS XZ-1」も発売以来1年半程が経過した今も、現行モデルとして頑張ってます。実にマニアックな感じがいいですね。発売直後は最安値でも6万円近い高価格が予想されますが、1年半後くらいには3万円台前半になると思います。購入はその頃に考えるとしますか?

「LUMIX DMC-LX7」も「OLYMPUS XZ-1」同様に、ワイドからテレまで全域で明るい、コンデジとしては大口径のズームレンズが売りのひとつです。「ボケの大きな写真が撮れるメリットを訴求」、「暗い場所でも感度を上げずに撮れるシーンが増える」というのが狙いだと思います。
「コンデジなんかにボケを求める?」という人もいそうですが、「ボケないよりは、ボケる方がいいじゃない」という事で、参考までに、先ず「OLYMPUS XZ-1」のワイド端(28mm)マクロ。
(ISO200、-0.7ev、f/1.8、ss1/8)
当然テレ側だともっときれいにボケます。

次に、「RICOH R8」のワイド端(通常は28mmがワイド端ですが、マクロの場合は32mm)マクロ。
(ISO200、-0.7ev、f/3.6、ss1/3)
というか、あまりボケてません。
実は、テレ側も撮影したのですが、夜の室内という事もあり、「RICOH R8」では手振れしてしまい、手持ち撮影不可でした。
このワイド画像もかなり手振れしてます。
「RICOH R8」もエントリークラスとしては画質に定評があったモデルですが、確実に明るいレンズにアドバンテージがあります。というか、画質の差も大きく、比較するのが可哀想ですね。
あ、センサーのサイズは異なりますが、どちらも有効画素数1,000万画素CCDモデルです。
家電メーカー製のカメラはあまり興味がないのですが、このモデルにはひかれます。もうひとつの家電メーカーも6月に新モデルを発売しました。コンデジとしては大きなセンサーの採用で話題となりましたが、1.0型だって所詮は小さなセンサー、有効画素2,020万画素ってどうなの?…等々
どうも、日本人が弱い数値データ部分で高性能を誇示しているのでは?と首をかしげる内容の数々に興味は薄らぎます。いろんな方のインプレを拝見すると、高感度撮影の画質の良さにはびっくりしますが・・・。まぁ、ちょっと別物って感じで、興味の対象ではありません。