ドライブの前にひと作業

意外に長い間気がつかなかったステアリング位置の傾き。
直進時に、右側に10°ほどずれている事に最近気がつきました。
長崎県はカーブの連続した道が多く、ステアリングを常に見ながら運転しないし、もしかしたら左右のタイヤの空気圧が異なってるのか?(結構前輪タイヤの空気の片減りが何度もありました。)等で、ずれてる事を疑わないままでした。
ただ、違和感は常にありました。
完全に、ずれが確認できてからは気持ち悪くてたまらなくなりました。
ウェブで調べると、この問題で悩んでいる人が意外に多いように思います。
メーカー純正からMOMOやナルディなどに交換した場合、時折ステアリングのセンターがズレてしまう場合があるようです。
MOMO用とNARDI用に「アジャストスペーサー」も販売されているようで、傾き幅が9°(片側4.5°)を無段階に微調整出来る便利なスペーサーみたいです。
実は、ハブの六角ナットを外すのは自分では無理かなと思い、「アジャストスペーサー」を購入して調整する事を第一に考えてました。
その前に、ハブが取り付けに対応しているものかどうかを調べる必要があり、MOMOステアリングを外してみました。

「これはスプラインのコマがセンターからかなりずれて取り付けられてます。」
3年前の車検時に、ウインカーの戻りが悪くなってるので「ターンシグナルスイッチキャンセラー」という純正パーツをホンダから購入して民間の工場で取り付けてもらってました。
ウインカーの戻りは無事に直ってましたが、ホーンボタンが右に10°以上ずれてました。
どうやらこの工場の工員は水平取りができないようですね。
この時が原因だと確信しました。
スプラインの1コマが11°らしいので、何とか工具を使って頑張ると、固いハブの六角ナットを緩める事が出来ました。
ハブを取り外して、2コマ右にずらすと車両側のマーキングとハブのセンターを示す△が一致しますが、直進時にやや左に傾きます。
再度1コマ右に移動した状態で、ほぼセンターに無事に調整できました。

3年前の車検時、「ターンシグナルスイッチキャンセラー」を取り付けてハブを戻す時にスプラインが1コマ右にズレて取り付けられていたという事が原因でしょう。
これまで同じ工場に3回ほど車検に出していますが、そんな雑な作業をする所はちょっと今後は????です。