優に二十歳を超えてしまった我が相棒サイバーくん。
30才頃からずっと一緒なのですが、経年劣化も著しくて、再塗装も考え中。更に深刻なのが内外の樹脂パーツです。
交換パーツがあるものは既に交換したり、ストックしてたりしますが、既に流通していないパーツも多いのです。
先日も、グローブボックスを支えている爪が折れてしまいました。こんな場合、瞬間接着剤を含めて、通常の接着剤での復元は絶対無理だと思います。
そんな時に思い出したのが「プラリペア」のサイトです。
もちろん商品名までは覚えていませんでしたが、いろいろ検索ワードを組み合わせているうちに辿り着きました。
ビデオを見ているともしかしたら?という気になりそうですが、本心は10%くらいの望みで、1,500〜1,600円ほどのセットを注文しました。接着剤というよりも造形補修剤なんでしょうかね?
粉末とリキッドを混合して樹脂を形成しながらクラックをを埋めていく補修法です。
グローブボックスの爪は通常見えない場所なので、ハンダゴてのように周りを固めてみました。5分ほどで固着するようですが、更に数10分放置してみました。結果はがっちり固定しているようです。
「プラリペア」の強度試験をしているサイトもありましたが、力を加えていくと、別の部分が割れてしまうほどの強度のようです。
もう1箇所、以前破損していたのがこのインナードアノブの樹脂部分です。これはもうバラバラ状態なのですが、裏側から補修してみました。もっと早期に補修していたら軽度のクラックのうちに補修と補強ができていたと思います。こちらもがっちり仕上がりました。接着剤では考えられない強度です。
継ぎ目については、近いうちにナノテクカラースプレー「染めQ」で塗装しようと思います。
最後にもうひとつ、瞬間接着剤のほとんどが一度使うと保存が困難で、必要になる度に新しく購入する事がほとんどですが、こちらは長期保存ができそうです。