13年前

W-ZERO3

2005年の年末に待望の端末がWILLCOMから発売されました。

それまで使用していたボーダフォンを解約してWILLCOMに契約し手に入れましたが、当時はこれが大人気でした。通話するには厚みがある大きさは不便でしたが、PHSで音声はクリアでした。133万画素のカメラも内蔵しているシャープ製のスマートフォン。OSはWindows Mobile でした。結構フリーズしてました。

インターネット端末としては非力なOSだったのか、使い勝手の悪い事もあり、画面は狭いけどコンパクトなW-ZERO3 [es]をオークションで入手してメインで使っていました。
スマートフォンの走りでしたが大きさ、特に厚みとOSの使い勝手の悪さはどうしようもありませんでした。

まだiPhoneが発表される前でしたが、2年もたたない2008年の夏に国内販売されたiPhone3 に変更しました。当時は、Softbankでしか取り扱っていませんでした。
使い勝手が画期的に便利に変わり、あのW-ZERO3の不便さは何だったんだろう?という印象でした。

その後Windows Mobile が全くダメな事からも判る通り、モバイル端末としてのOSの出来が問題だったんでしょうね。W-ZERO3のそれは、PCと殆ど変わらず、それでなくても判りにくいのに小さな画面では使えないですよね。

今夜気になり充電した起動してみましたが、老眼鏡を使っても見えない小さなキーボードや画面。シャープの商品としてのアイデアは良かったと思いますが、組む相手が悪かった。とはいえこの時代には仕方がなかったんでしょうか。