永く長崎に居ると、何でもない見慣れた風景かも知れませんが、他の地域の人々が間近に見ると「怖い」風景ではないでしょうか?
今はすっかり見慣れましたが、以前は久しぶりに長崎駅へ到着する度に列車の車窓越しに「怖い」という思いを感じていました。
関西での約30年の間に、何度地震に遭ったか数えきれません。
震度1や2なんてのは問題外ですが、寝ている時に震度4以上の地震に遭うと飛び起きる程です。
「阪神淡路大震災」時も早朝で、もちろん寝ていました。突然の震度5以上の揺れ、当時は5階建マンションの5階の部屋に住んでいたので揺れも半端ではありません。水量約150リットル、幅900mmの水槽に南洋の海水魚を飼っていましたが、水槽が激しく波立って海水が外に溢れ出ました。蛍光灯、ヒーターや複数のフィルター類の電気製品が集合しており、フロアに溢れた海水で感電もしました。そうなりながらも、とにかく水槽が倒れないように必死で支えていました。
窓にも大きなヒビが走り、外壁も破損箇所がありました。
長崎の建造物の耐震についてはワーストのトップクラスというニュースを見聞きした記憶があります。
確かに、長崎に住んでいて地震に遭った記憶はありません。
でもこればかりは起こらないとは言い切れません。
起こらない事を祈るのみです。
Photo:iPhone 4