撮影画素数が同じだったので機能据え置きかと思っていましたが、iPhone 5 の方が画質については若干優れているようです。こちらでの撮影は iPhone 4S になります。デフォルトのカメラでも望遠やマクロを必要としない場合は、f/2.4の明るい35ミリ単焦点カメラとして大体のシーンを記録できます。
更には、オプションから優れた精度のパノラマ撮影も可能です。これにより、風景等を超広角撮影する事もできる訳です。
このパノラマは、通常の「width」方向の撮影のみならず、「height」方向にも撮影できます。通常2カラムレイアウトのブログ等では、「width」方向のワイド感を表現すると、どうしても小さな画像になったりして、折角の迫力が失われてしまいます。「height」方向だと、うまく活かせる場合も多いかと思います。
以前からパノラマアプリは沢山あり、色々と試してきましたが、今のところデフォルトカメラのオプション機能である「パノラマ」がいちばん優れていると思います。
Photo:iPhone 4S(パノラマ)
次の画像は、「Instagram (インスタグラム)」という人気の高い iPhone カメラアプリを使って撮影したものです。20種に近い仕上げフィルターが用意されており、撮影画像や、個人の好みに応じた結果に仕上げる事ができます。
「Instagram」を起動して iPone のカメラロールやライブラリに保存している画像を選択して、効果を施す事もできます。
仕上がりは、スクエアになり、フレームをつける事もできます。
同様なアプリは沢山ありそうですが、今のところこの種のアプリでは「Instagram」を使用しています。
Photo:iPhone 4S(Instagram)
Instagram
続いては、「Pro HDR」です。
基本的には、一度シャッターを切ると、2枚の露出の異なる画像を撮影して合成して仕上げるカメラアプリです。
露出も自動の「Auto HDR」も可能ですが、マニュアルで、最も明るい部分、最も暗い部分等をタップして指定できます。指定する場所により結果も変わってくるので、個人的にはマニュアルで楽しんでいます。
この「Pro HDR」は、露出の異なる画像を2枚撮影するために、どうしても余分な時間がかかってしまいます。2度目のシャッターが切れるまで動けません。当然、ペット等動いている物の撮影には不向きです。
尚、きちんと撮りたい場合は小さな三脚を使用した方がいいでしょう。
Photo:iPhone 4S(Pro HDR)
Pro HDR
今回最後になるのは、「Etchings」です。
その名のとおりで、通常の撮影画像をエッチング風にアレンジしてくれるアプリです。
様々な調整が用意されているので、モノカラーに仕上げたり、荒い線の調子を強調してイラスト風にもアレンジできます。
Photo:iPhone 4S(Etchings)