なにかと不評な、iOS 6 の「map」の記事が多く目に留まるウェブ上ですが、個人的には「MapFan」を使い続けているので全く気になりません。
気になるといえば「カメラ」に機能追加された「パノラマ」です。
この「パノラマ」は、iPhone 4S でも使えるので、昨日の夕方散歩時に試してみました。
本当は、もっと早くに試したかったのですが、どうしても2コマ目で撮影が終了してしまい、240度の範囲になんてとても至りません。
実は、これまでのiPhone用の幾つかのパノラマアプリや、OLYMPUS XZ-1 のパノラマ同様の、一コマずつ自動シャッターが切れたのを確認しながらがらスライドしていくという撮影の仕方と違い、スタート時にシャッターボタンをタップしたら、スーっと、中心線に矢印を合わせて水平を保ちつつ、一気に終点場所まで持っていくというのが、この iOS 6 カメラの「パノラマ」の撮影の仕方のようです。
途中で止めると、止めた地点周辺位値で自動的にシャッターが切れて終了します。「スタート位置を右側から・・・」という場合は、パノラマ起動時に、矢印をタップすれば切り替わります。
初めに、ちょっと使い方のニュアンスの違いに戸惑いましたが、使ってみるとこちらの方が簡単。
仕上がりには、正直期待してなくて、光の条件が良くない適当な場所での撮影。
完全な逆光という事で、空は白く飛んでしまっていますが、気になるようなつなぎ目のズレは見当たりません。
正直、つなぎ目が目立って、「使えない」と判断したハイエンドコンパクトの「OLYMPUS XZ-1」のパノラマよりも遥かに出来がいいです。ちょっと意外で驚きました。
Photo:iPhone 4S(パノラマ)
(参考)
少し大きめに仕上げたスクロール画像 (Flash)
※別ウインド or 別タブで開きます。